お陰様で事故やケガも無く令和元年の猟期が無事終了しました。
狩猟はとても楽しいものですが鉄砲という飛び道具を使うということもあって、一つ間違うと楽しいどころか人様や自分の人生を終わらせることにもなりかねません。
また人間だけでなく大切な相棒であるワンちゃんにもケガや事故がないことが、狩猟を楽しむ上で重要な点ですね。
Django自身は人様を撃ったりワンちゃんを撃ったりしたことはありません(もちろんですw)が、大物猟に参加していた時に撃子の一人がワンちゃんを撃つ出来事があり、当時その猟隊への参加を躊躇した思い出があります。
ベテランの方でしたがイノシシと間違えてワンちゃんを撃ってしまったんですが、状況を聞くと「ガサドン」そのもので、話を聞きながら恐怖を感じていました。
わざとではないのは分かっていますが、こういうアクシデントがあると楽しいはずの狩猟が途端に面白くなくなりますし、何より熱心に仕事をしていて撃たれたワンちゃんが不憫でなりません。
そのアクシデント以来、獲物なんて逃していいから不安に思ったら撃たない、獲物は目視してから発砲、常にバックストップ意識することを徹底するようになりました。
今のところ発砲に関するアクシデントはありませんが、鉄砲を置く(狩猟を辞める時)まで気を緩めずに狩猟を楽しもうと思っています。
長年ウサギ撃ちの相棒として山を駆け回ったアメリカンビーグルの老犬が、12月8日、10日と立て続けて永眠してしまったことで気落ちしてしまい、出猟する気が少し失せていたので当初は例年ほど出猟はしなかったですね。
「長い狩猟人生でこういう猟期があってもいいや」と思っていたのですが、少し時間が経ち相棒の死がDjangoの中で消化されてくると、今現役の相棒といつ迄一緒にいられるか分からないのに、飼い主の気分だけで猟犬としての短い絶頂期の貴重な1シーズンを無駄に過ごさせていいものか?との考えに至り、以降時間があれば出猟していました。
雉、ヤマドリ、ウサギとそれなりに楽しめたシーズンでした。
ビーグルも猟期の初めのうちは勘が鈍っているようで仕事振りはイマイチですが、何度も山に連れて行ってターゲットを追わせると勘が戻るのかしっかりと仕事をしてくれるようになります。
追い啼きしながらターゲットを追跡するのは相当な体力を消耗するようで、何度も連れて行っているとそのうち写真のように痩せて骨皮筋子になってしまいますw
数年前から気になっていましたが以前は遭遇することが少なかった鹿が増え、ビーグル犬が鹿を追ってしまってゲームにならない事が多くなりました。
この調子で鹿が増えると農作物の被害はとんでもない事になるな~なんて思っています。
鳥撃ちの方はブリタニースパニエルのマロン♀が安定していい仕事をしてくれますが、今年は鉄砲が当たらずに多くの獲物に逃げられましたw
マロン♀ゴメンw
やっぱり鉄砲は練習しないとあたりませんね、実感しました。
まぁなんにせよ、無事に猟期が終わってよかった、よかったw