令和元年9月16日(祝) 開催場所 米子市日野川河川敷 で開催された「鳥取県支部第87回秋季オープン猟野競技大会」を見学してきました。
Djangoの鳥撃ちの相棒であるマロン(ブリタニースパニエル ♀)も10歳を超えるとさすがに寄る年波には勝てず、若い頃に見せた驚異的なスタミナやメリハリの利いた動きがなくなり、時折見せる疲労の色に「鳥撃ちを続けるにはそろそろ次の世代のワンちゃんが必要」と考えるようになってきました。
ハンティングという過酷な状況にはちょっと荷が重くなってきましたが、山歩きや渓流釣りで一緒に歩くのは全く問題ないので、マロンとはこれからも当分は楽しい時を過ごせそうです。(写真はマロンの共猟デビュー時)
そういったこともあって次世代のワンちゃん探しを考えていた時に、ビーグル犬の訓練仲間から「全猟」の雑誌をもらったのでパラパラ見ていたら大会の日程が載っていたので、早速連絡先に電話をして開催場所などを聞きました。
当日電話で聞いた集合場所に行くと大会関係者の車が10台程停まっていて、ケージに入ったワンちゃん達が窮屈そうに車の荷台に載せられていました。
ワンちゃんの総数10頭程度でしょうか、もっと多くのワンちゃん達がいると思っていましたが少し拍子抜けしました。
オープン戦ですので参加者は鳥取県だけに限られていないのですが、この数では先行き暗いな~と感じましたね~。
現に岡山から来られた参加者が4~5頭を連れてきていましたので鳥取県では5頭程しかいない計算になります。
前日連絡入れていたこともあり怪しまれることもなく皆さんが話しかけてくださいました。
イングリッシュ・ポインターとイングリッシュ・セターが多く、ブリタニースパニエルはエントリーしていませんでしたが、Djangoがブリタニースパニエルを鳥猟に使っていることを話すとハンドラーさん達の中にもブリタニースパニエルを飼っている方がいらしてブリタニーの話に花が咲きました。
そうこうしているうちに時間になり大会主催者からの挨拶の後試合開始。
試合はハンドラー2人とワンちゃん2頭、審判員が河川敷を歩き、レンジやスピード、捜索方法などを競うようですが、ルールを知らないDjangoには何が得点になるか減点になるかがさっぱり分かりませんでした。
鳥猟犬の試合ということだったので、ポイントの的確さハンドラーの指示でのフラッシュ・回収などを見るかと思っていましたが、後に審判員の方から教えて頂きましたところポイントするかしないかなどは鳥猟犬だと本能として持っているのであまり成績に関係ないとのことでした。
まずはルールを知るのがDjangoの第一歩ですね。
出場者と審判員が河川敷のコースを20分程かけて歩き採点するのですが、観戦できる場所が土手の上しかなくてやや遠くハンドラーやワンちゃんの動きを身近に感じることが出来ませんでした。
親切な審判員の方が「審判員と一緒に河川敷を歩きますか?」と誘ってくれましたが、ギャラリー気分で見に行ったDjangoは草履をはいていたので残念ながら断りました。
う~ん、一緒に歩いてみたかった。
トライアル競技を見学するのは初めてでしたので何も用意せず服装も普段着で行ったのですが、次回からは双眼鏡持参、ワンちゃんと歩ける服装で見に行きます。
後でネット競調べましたが競技の部門として3部門があることを知りました。
幼犬部門では競技中に他のワンちゃんにじゃれて絡んでしまうワンちゃんもいて退屈しませんでした。
土手の上から観戦でしたので遠く写真もあまり取れず野次馬的な観戦になってしまいましたが、1頭目立って動きが良く面をつぶすような捜索方法をするイングリッシュ・セターがいて注目していましたら、後の成績発表で見事優勝でした。
ハンドラーさん自慢のワンちゃん達ですので、みなさん素晴らしい猟芸を披露して頂けました。
当日は天気も良く観戦日和でしたのでもう少しワンちゃんとハンドラーの猟芸を身近で見れたら最高でした。
試合が終わると近くの喫茶店に誘ってもらえ、熱いワンちゃん談義を聞かせて頂けました。