ワンちゃんと目が合って衝動買いでアニーを持ち帰りましたが、当時住んでいたマンションは賃貸マンションでペットはNG。
当然ながらペットを飼うならすぐにペット可のところに引っ越ししなければならず、急いで探したマンションは元のマンションからわずか歩いて5分程の場所でした。
分譲マンションの所有者が賃貸に出していた部屋で、間取りは3LDKの約90平米で13階、エレベーターは2基でオートロック付き管理人常駐の部屋でした。
大阪の阪急十三に近い淀川通り沿いだったのでアニーの散歩は淀川通を渡ってしばらく歩いて淀川公園を散歩するというパターンでした。
淀川公園は広くて多くの人々がウォーキングやジョギングをしたり、ワンちゃんを連れて散歩をしたり出来る場所で、夏は淀川花火大会やバーベキューが出来る良い公園でした。
天気が良い日には私と家内とアニーや後に我が家にくるレイちゃんと淀川公園をよく散歩しました。
もう永らく行ってないので今はどうか知りませんが、当時は公園を外れて川沿いに進むと途端に危険地帯になる恐ろしいところでした。
公園を外れた川沿いには背の高い葦が茂っていて見通しが悪く、至る所にホームレスのテントが建ててあって雰囲気は最悪でした。
大抵のホームレスの方が自衛の為か犬を飼っていて大きな雑種のワンちゃんをテントの前にロープで繋いでいましたが、近くを歩くとそのワンちゃん達が牙をむいて威嚇してきます。
一部の方は自衛もありますが食料としてもワンちゃんを飼っているというのを聞いたことがありますが、本当のところはどうかわかりません。
まだ繋がれているワンちゃんは良いのですが、葦原の中に柴犬を一回り大きくした大きさの野犬が群れをなして生息していてウロウロしていました。
人を襲う事はなかったようですが、結構な数の野犬が生息していたので何を食料にして生きているのか疑問に思っていたところ、後日現場を見ましたが大きなドッグフードの袋を持った中年の女性たちが野犬たちに餌を与えていました。
この餌やりおばさん達にはちょくちょく出会いましたので定期的に餌を与えていたようです。
その後ある日を境に急に野良犬の姿を見かける事がなくなったことがありましたが、野犬の駆除が行われたと聞きました。
今はどうなっているのか気になって調べて見たら野犬に囲まれる事例が相次いでいるそうで、駆除と野良犬の繁殖がイタチごっこで完全駆除には程遠いようです。
まぁもちろんそうでしょうね、あれだけ餌を与える愛犬家(??)がいれば食料に困らないのでどんどん増えるでしょうね。
野犬駆除の為の箱罠が設置されているのも見たことがありましたが、後日通ると明らかに人間の手で壊されていたり野犬が入っていないのに箱罠の入口が落とされたりしていました。
野犬をどうしても守りたい方がいるんでしょうね。
あの野犬の群れを見たことがある自分からすると何頭ものあの大きな野犬に囲まれると物凄い恐怖を感じるのは想像つきます。
平和な公園に遊びに行って野犬の群れに囲まれるって何それどこの国?って感じですね。
まだ大きな事件は起こっていないかもしれませんが、もしかしたら人に危害を加える恐れもありますし、狂犬病などの病気の温床になるかもしれません。
無責任に野犬に餌を与えたりすることはやめて欲しいですね。
そんなにワンちゃんを守りたいのであれば持って帰って責任を持って飼うか、里親を見つける活動でもすればいいと思いますが・・