最初に出会ったアメリカンビーグル♀ アニーの次に我が家に来たアメリカンビーグル♀ レイ。
興味本位で立ち寄ったペットショップでアニーと目が合い衝動的に購入してから半年ほど後、アニーが一匹では寂しいだろうと思い購入しました。
購入したのはアニーを購入したペットショップでしたが、アクリルのショーケースの中にいるレイは思わず笑ってしまうほどのブサイクちゃんで(笑)一度は購入を見合わせて自宅へと戻りました。
自宅で妻と食事をとりながらレイを我が家に迎えるかどうか考えていましたが、これも何かの縁だと思い食事後タクシーでペットショップへと向かいレイを家族へと迎えました。
兄妹でペットショップへと仕入れられたようで見た目がレイとそっくりな♂が隣のケースにいましたが、アニー♀が既にいる都合で♀のレイ一択でした。
我が家に来たレイは小さくてか弱く、糞には虫がわんさかで、ひょっとしてこのワンちゃんは大きくなるまでに死んでしまうかもしれないなんて思わせるほどでした。
ビーグルらしいやんちゃ振りもなくとにかく大人しくて一頭目のアニーがやんちゃだったのと正反対で、ビーグルが2頭に増えたらやんちゃが大変だと身構えていた我々は肩透かしを食らった感じでした。
そういった心配は1カ月程続きましたが、よちよち歩きだったレイも徐々に成長していき元気なワンちゃんへと育って行きました。
名前は数字の0(零)から「レイ」と名付けました。
レイから出来た子孫は次には1、その次には2を意味する名前にしようという考えからです。
今は16歳になって色も白くなりほとんど目が見えず少し離れて手を振ってももはや反応しません。
耳も遠く耳元でラジオの声を聴かせても反応しなくなってきました。
暑ければ小屋の中から全く出ようとせず、夕方など涼しくなるとヨボヨボと庭を散歩しています。
16年という歳月はワンちゃんにとってかなりの年月で、目安ではワンちゃんの16歳は人間の80歳と言われています。
アニーは17歳になるので84歳となりますので、アニー・レイ共にもうおばあちゃんです。
我が家に来た当初は足腰も弱く「よちよち歩き」でしたが、ワンちゃんとしての絶頂期をとうに過ぎて老犬となった今「よぼよぼ歩き」のレイがいます。
エピソードは後々ブログに掲載していきますが、16年間のレイと過ごしてきた今レイが何の障害もなく私の目の前で老犬として歩いていることが信じられないくらい様々なハプニングがありました。
時には本当に別れや死を覚悟しました。
今や目も見えず耳も聞こえず足腰も不自由で散歩もできませんので、恐らく我が家のドッグランで天寿を全うすることになるでしょう。
レイが天寿を迎える時に見送ってやれる(であろう)ことに、これまで助けてくれた方、神様がくれた偶然に私は感謝しています。